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江東ブランド認定
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清十郎に次いで頼みの伝七朗まで倒されてしまった吉岡一門は幼い源次郎を名目人に立て武蔵に決闘を申し込んだ。
これが有名な一乗寺下がり松の決闘だが、源次郎を倒した後武蔵のとった行動が興味深い。
といってもこれが史実かどうか分からないが武蔵は田んぼのあぜ道を走って逃げた。そして逃げている途中で急に振り向き数人と戦いそしてまた逃げる。これを繰り返して逃げた。
この戦法だといくら相手が多勢でも戦う時は数人で武蔵にかかる負担が少ない。ステンレスを切る時はこの気持ちが必要なのだ。
回転する刃物でステンレスを切る場合、刃にかかる負担を少なくした方が楽に切れると言うことだ。
つまり平たい材料を台に置いて切る場合上から切るよりも横から切った方が刃にも材料にも負担がかからないということになる。 |
上から切ると刃に当る抵抗がとても強い。その分材料にも負担がかかっていることになる。そのため材料が焼けて色が変わってくる。スチールの場合はそれを塗装で補えるがステンレスの場合は素材そのものが製品として残ってくるので出来るだけ負担をかけないほうがいい。
ただ横から切る場合の欠点は機械のカバーが材料に当ってくるのでカバーの留めネジを緩め写真のように前に倒しておくといい。 |
右の写真は1mmのステンレスを切ったものだが横から切っているのでほとんど変色していない。刃にも材料にも優しい切り方と言える。 |
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